昨今はパソコンで見るよりも、スマホでウェブを見ている人の割合が段々と高くなっています。実際に女性向けのメディアでは、アクセスの8割がスマホからのアクセスというケースもあります。
このような背景からも、スマホを意識したサイト作りをする必要があるけれども、いちいちスマホ用のサイトを作る時間がないということもあると思います。
そんな時には、1つのサイトを作るだけでパソコン用とスマホ用両方のサイトを作ることができるレスポンシブ対応のテーマを使うのがオススメです。
今回はそんなレスポンシブ対応のテーマをご紹介いたします。
●初期設定のTwenty Sixteenも対応
WordPressをインストールした段階で入っている「Twenty ◯◯」というデフォルトのテーマ。こちらも現在はレスポンシブ対応しています。
「Twenty ◯◯」シリーズは、Twenty Twelveからレスポンシブ対応するようになっており、現在(2016/6/7)最新の Twenty Sixteenもレスポンシブ対応になっております。
デフォルトテーマということでかなりシンプルな作りになっていますが、逆に言うとカスタマイズする人にとって汎用性のあるテーマだといえます。
よってTwenty Sixteenをベースに子テーマを作成し、カスタマイズするのもおすすめです。
なお細かい設定が面倒だという人は、ヘッダー画像だけ力を入れて作ることでオリジナル感を強く打ち出すことも可能です。
是非試してみてください。
●Simplicityのおすすめポイント
次に紹介するのは「Simplicity」です。こちらのテーマもカスタマイズすることを前提としたシンプルな作りになっています。
Simplicityの特徴としてサイトには7つ書かれているのですが、特筆すべき点としては「4パターンのレスポンシブ」が挙げられます。
この4つのパターンは「高解像度なパソコン用」「低解像度なパソコン用」「高解像度なスマホ・タブレット用」「低解像度なスマホ用」があります。
これによって、解像度が低い機器でサイトが閲覧されたとしても、ストレスなくサイトを見てもらうことができます。
アクセスしてきたユーザーがサイトを離脱するまでの時間が短くなっていると言われている現在は、サイトが全部表示されるまでのスピードも大切になってきています。
その点に強いSimplicityはオススメテーマのひとつです。
●マテリアルのおすすめポイント
最後に紹介させていただくのが「マテリアル」です。こちらは特にブログを運営するように作られたテーマとのことです。
マテリアルのレスポンシブデザインの特徴としましては、閲覧される機器の画面のサイズに合わせて見えやすくなるかを計算した「ブレークポイント」が設定されている事です。
一般的なレスポンシブというとサイドバーが下に行ったりという程度ですが、マテリアルの場合はフォントの大きさや余白の大きさなども自動で調整されます。
また、サイドバーが見やすくなるように2つに分かれるという設定もされています。
なおレスポンシブと関係が深い機能としては「Adsense広告の自動最適化」機能が備わっています。
レスポンシブでサイトのサイズが変わったのに、広告は大きいまま・・・。
そんなサイトがたまにありますよね。
しかし、マテリアルを使うことで、画面のサイズに対する広告の最適化を、手をかけずに行うことができます。
これはアフィリエイトをやる上で嬉しい機能ですね!
●まとめ
以上3種類のレスポンシブテーマを紹介させていただきました。
スマホの画面のサイズや解像度がバラバラになってきているからこそ、それぞれのスマホに最適な表示をしてあげることが重要になってきます。
ちなみに、Googleアナリティクスのデータでどの端末からの閲覧が多いかを確認することができます。
ですので、そちらも参考に最適なテーマを選んでいただければと思います。
●Simplicity2のダウンロードはこちら
●マテリアルのダウンロードはこちら
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