ウェブサイトには欠かせない、インターネットのアドレス「URL」。そのURLの一部を構成しているのがドメインです。
ドメインとはウェブサイトやメールアドレスの持ち主の所属を表すもので、例えばこのZLOGが掲載されているこのページのURLは“https://hosting.z.com/jp/z-log/”ですが、このうちの“z.com“の部分がドメインに当たります。
個人ブログや小さな企業のウェブサイトでは、自分専用のドメイン「独自ドメイン」を使わず、プロバイダーやレンタルサーバー会社の提供するドメインを使っている方も少なくありません。
例えばこのZ.comで独自ドメインを使わずにウェブサイトを立ち上げると“webstarterz.com”というドメインで公開されることになります
ウェブを使う観点から言えば、独自ドメインでなくても特に支障はないのですが、実はSEOの観点から言うと、独自ドメインのほうが有利なのです。
これは、Googleをはじめとする検索エンジンが、SEOの評価を行う際に、サイトコンテンツの内容とともに、そのドメインがコンテンツにマッチしたものかを判断するためです。
また、企業においては、その企業の信頼性という観点からも、独自ドメインを取っておいたほうが、信頼が高まる事になります。
今や、企業のウェブページは、その企業の会社案内的な役割を果たしています。実際、新規に問い合わせなどをする際に、その企業のホームページを確認してから、問い合わせを行うという方も少なく無いでしょう。
あなたは、仮に同じような規模や業務、サービスを行っている会社で、自分の会社のドメインを持っている企業と、プロバイダーのドメインを使っている企業、どちらを選びますか?
このように、小さな規模の企業や個人でも、広く自分のウェブページを知ってもらい、自分のところを知ってもらうには、独自ドメインが重要なのです。
ところで、ドメインとは利用するのにちょっとの手間と費用がかかります。
そこで、レンタルサーバーを使って独自ドメインを使った自分のウェブサイトを作る場合に、
どんなポイントでレンタルサーバー会社を選ぶか考えてみましょう。
1.レンタルサーバー会社のホームページからドメインが取れること
多くのレンタルサーバー会社では、独自ドメインを取るためのオプションサービスを行なっています。ただし、これらの会社でも、サービス内容に色々と差があります。
例えば、ドメインの取れる種類が限られるということが挙げられます。特に近年、.tokyoや.nagoyaのような地方型ドメインや.clickや.websiteといった新たなドメインが使えるようになっている中で、そのようなドメインを取ることができるのかも調べておきたい点です。
2.費用が安いこと
ドメイン登録料は毎年支払いする必要があるので、できれば安く使えることに越したことはありません。しかし、ドメイン登録料は取得会社によって異なります。したがって、ドメイン登録料も重要なポイントです。
3.設定や支払いなど、管理が充実していること
実際に独自ドメインを利用するには、設定を行なう必要があります。したがって、契約したドメインを簡単に設定できる方が理想的です。また、毎年登録料を払うので、支払い方法も選べたほうが良いでしょう。
よりたくさんの人に見てもらえるウェブサイトを運営するのには、それなりに手間がかかります。その点で、独自ドメインを使うことは、自分の手間をかけずにできるSEO対策の一つです。このような独自ドメインの使いやすさも、レンタルサーバー選びのポイントに加えてみてはいかがでしょうか。
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