WordPressを使ってブログを運営している場合、運営しているサイトのファンを増やすための手段として、より深くその事柄を知りたい人たち向けにメルマガを発行するのは有効な手段です。
例えばブログではさわりの部分だけを紹介しておきその続きを、メルマガを使ってステップメールで送るなどすれば、それを読みたいと思っている人のリストを集めることができます。
そんな時に別途メルマガサービスを利用する、もしくは0から自分で組み立てると面倒ですが、WordPressであればプラグインを使うことでメルマガも同じサイト内で利用することができます。
今回はそんなメルマガを導入できるプラグインを紹介します。
用途によって使うべきプラグインが変わってきますので、それぞれのプラグインの特徴をまとめ、 説明さえていただきます。
●管理画面で一連の流れを完結させたいなら、Subscribe2
最初に紹介させていただくのは、WordPressの管理画面上でメルマガ発行や読者の管理もできる「Subscribe2」です。
このプラグインはインストールした後に、ショートコードをウィジェットなど表示させたい場所に、追加するだけで登録フォームを表示させることができます。
また、テキストタイプのメルマガであれば管理画面上で作成し送信することもできます。
よって、メルマガを送るのにたくさんのサービスを使うのが面倒!という人にはオススメのプラグインです。
なお、初期状態ですと日本語対応していないため、下記のサイトから日本語化ファイルをサーバーにアップロードする必要があります。
●GmailかSMTPか選択可!、MailPoet Newsletters
WordPressを設置しているサーバーに付加をかけたくない、という場合にはこちらの「MailPoet Newsletters」がおすすめです。
先ほどのSubscribe2はメールの送信をWordPressのサーバーと分けることはできませんでしたが、Mailpoetはメールの送信にGmailなどの別のサーバーを当てることができます。
よって、WordPressに使用しているサーバーのスペックが低かったとしても、サーバーの負荷を気にせずにメルマガの発行を行うことができます。
1点だけ注意したい点としては、1度に送るメルマガの量です。
Gmailを配信用のサーバーとして使うのであれば、1日に送れるメールの量は2,000通までと決まっています。
よってそれ以上のメルマガを発行する場合は、MailPoetのプレミアムバージョンを検討する必要があります。
●まとめ
以上WordPress上でメルマガの発行ができるプラグインの紹介をさせていただきました。
・シンプルにメルマガを発行するなら、Subscribe2
・サーバー負担を減らしたいのであれば、MailPoet Newsletters
以上のように使い分けることができます。
自社の、もしくはサイトのファンを増やすための手段としてメルマガはまだまだ有効な手段です。
よって、メルマガ発行のための準備に時間を取られないこれらのプラグインを使用して、メルマガの内容に時間を割くようにしていきましょう。
なお、シンプルなテキストのメルマガを送るのか、画像を使ったHTMLのメルマガを送るのかによって使用すべきプラグインは変わってきます。
自分の目的にあったプラグインを探して使ってみてくださいね。
※メールの過度な大量送信はサーバを高負荷状態にし他ユーザーにも影響を及ぼすことがあるため、場合によって、サーバーの利用制限がかけられることもございます。ご注意ください。
●Subscribe2
https://wordpress.org/plugins/subscribe2/
●MailPoet Newsletters
https://wordpress.org/plugins/wysija-newsletters/
引き続きZ.com for WordPressおよびZ.comの各サービスをよろしくお願い申し上げます。