本当におすすめなのは? レンタルサーバー2社を利用シーン毎に徹底比較!

2016年07月15日Z LOG, レンタルサーバー

競争激しいレンタルサーバー業界。レンタルサーバーを提供する各社がしのぎを削り、いまや月額数百円というサービスも少なくありません。
今回はZ.comとA社の比較を、4つの利用シーンに分けてお届けします。
(金額は特記しているもの以外、すべて税別価格です)

 

 

サーバー・比較価格

 

レンタルサーバー徹底比較 1~利用シーン:個人のWebサイト

個人のWebサイトは安さが一番。A社のライトコースは月額相当約119円(年額1,429円)という安さ。しかし、このコースだとWordPress(ワードプレス)に必要なMySQL(データベース・サーバー)が使えません。
単純なWebサイトならこれでもOKですが、気軽に更新したいなら、やはりWordPress(ワードプレス)は使いたいところ。

Z.comのZeroプランなら月額360円でMySQL&WordPressが動くので、簡単にブログを使ったWebサイトが作れます。

<結果>
 ● WordPress(ワードプレス)ですいすい記事をアップするなら:Z.com Zeroプラン
 ● HTMLエディタでサイトをコツコツ作るなら:A社 ライトプラン

 

レンタルサーバー徹底比較 2~利用シーン:スモール(中小規模)ビジネスのWebサイト

小企業やSOHOのWebサイトもコストは重要です。まずはコストを比較してみましょう。
A社のスタンダードコースは月額477円で、ディスク容量100GBまで。

ただし小さい企業のサイトなら動画でもアップしないかぎり、10GBもあれば十分なのが実際のところ。Z.comのZeroコース(10GB)なら月額360円で自社サイトが運営できます。

企業サイトには独自ドメインも欠かせませんが、ドメインもZ.comのほうがお得
(2016年7月現在の.comドメイン2年目以降の価格 Z.com:1,280円/A社 1,715円)です。

サーバーとドメインの費用をトータルで見ると、Z.comが年間5,600円、A社が年間7,439円と年間で2,000円近くお得になっています。
初年度に限って言えば、A社は初期費用1,029円が掛かりますので、その分負担が増えます。

もう一つのポイント、使い勝手に注目してみましょう。

A社のスタンダードコースは、定番ツールのWordPress(ワードプレス)、EC CUBE(ECサイトシステム)、Concrete5(CMS)、XOOPS Cube(CMS)がクイックインストールできる機能がついています。
それに対しZ.comではcPanelを使った管理画面で、WordPress、EC CUBE、Concrete5、XOOPS Cubeはもちろんのこと、146種類(2016年5月現在)のさまざまなアプリケーションを導入したり、設定を簡単に行うことができます。業務の片手間でやることも多いWebサイトの管理ですから、使い勝手もしっかりチェックしておきたいポイントです。

<結果>
 ● 豊富なツールを簡単便利に使いたい&コストも抑えたい:Z.com Zeroプラン
 ● ツールの数にはこだわらない&100GBを安く使いたい:A社 スタンダードプラン

 

レンタルサーバー徹底比較 3~利用シーン:短期間のキャンペーンサイト

次に、キャンペーン等で短期間(3ヶ月程度)だけ使うサイトを考えてみましょう。

A社のライトプランは月額相当119円。とても安く感じます。

ただし「月額相当」と書いてある点に注意が必要です。
実はライトプランは年間契約しかできないのです。つまり1ヶ月使うだけでも、3ヶ月使うだけでも年額1,543円(税込)+初期費用1,029円(税込)=2,573円かかる計算となります。

Z.comのZeroプランの場合、その辺はとてもお得。初期費用無料で月額360円。そして最低使用期間は1ヶ月なので、3ヶ月使っても1,000円ちょっとで済みます。また、SSLも使えますので、お客様の個人情報を集めるフォームも安心して使うことができます。

<結果>
 ●  Z.com Zeroプラン プラン一択!

 

レンタルサーバー徹底比較4~利用シーン:大容量のデータを扱う、デザイン会社のWeb/業務用サーバー

すこし業種を絞り込みますが、デザイン制作会社や印刷会社、動画制作会社など、Webサイトもさることながら、入稿データなどの大容量やり取りなどにサーバーを使っている会社も少なくありません。
すこし前までは回線速度も遅かったので、ネットにアップするよりDVD-RやUSBメモリなどにコピーしてバイク便や宅配便で送る、ということもよく使われていましたが、光回線が普及してからは、ネットでデータをやり取りするところが増えています。

ここでポイントとなるのがディスク容量。
デザイン物のデータなら数百MB、動画だとDVDレベルでも数GBは必要ですから、多いに越したことはありません。

A社のプレミアムプランは月額1,543円で200GBまで使えますが、それを超えるのがZ.comのZeusプラン。なんと月額1,798円で容量無制限!その上、高速のSSDを採用しています。
FTPはもちろんのこと、以前このZ LOGでも話題にしたownCloudを使えば、クラウドストレージとしても使えます。また、クライアントとのやり取りで大きな添付ファイルをたくさん送るメールサーバー用としても最適です。

<結果>
 ●  Z.com Zeroプラン プラン一択!まさに神ゼウスの様なプラン?

 

いかがでしたか。Z.comの各プランは最新のサービスだけあって、かゆいところに手が届くサービスになっています。
これ以外にも、各社さまざまなサービスプランが提供されています。
ご自分のニーズに合わせて、レンタルサーバー会社、プランを選んでみるとよいでしょう。

 

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