Twitterやインスタグラム、Facebookといったソーシャルメディアの普及にともなって知りたい情報を断片的にしか知ることができないケースが増えてきています。
これはメディアを運営する側の人間としてもそうですが、ユーザー側も「1箇所でまとめて見られたらいいのに」と感じることでしょう。
そのような需要に応えているのが、いわゆる「キュレーションメディア」と呼ばれるものです。有名な所で言えば「NAVERまとめ」・「Togetter」「2chまとめ」「mery」などでしょうか。
これらのサイトは先ほど紹介したようなソーシャルメディアの情報やウェブサイトから関連する情報を引用してきてまとめてページに公開しています。
ただ、上記のようなサイトを企業で使おうと考えた時に、サイトのカラーが自分のところと合わなかったり、管理画面に慣れていないため使いづらかったりと問題が起きる可能性があります。
そこで今回はWordPressを使ってシンプルなキュレーションサイトを作ることができるプラグインを紹介いたします。
自社のサイト内にオウンドメディアとして使っていただいてもいいかと思います。
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◯おすすめプラグイン:Storify
今回紹介するプラグインは「Storify」という、Livefyre社が作っているプラグインです。
アカウントは企業用と一般用に分かれていまして、企業用の場合はサイトから問い合わせが必要となっています。
また、企業用アカウントに関しては元々の機能としてスマホ用のアプリに変換できる機能が付いてきます。
最近はウェブ上で使う時間よりも、アプリで使う時間が増えているというデータも上がってきていますので、自社のキュレーションサイトをアプリ化できるこの機能はかなりおすすめです。
その他、おすすめポイントをまとめました。
◯おすすめポイント1:プラグインを入れるだけで実装完了
https://wordpress.org/plugins/storify/screenshots/ より
導入はWordPressのプラグイン新規追加で「Storify」を検索して、インストールしていただくだけ!
もしくは公式サイトからプラグインをダウンロードして、アップロードしていただくだけです。
phpのコードを書いたり、テーマを触ったりといった難しいことは一切発生しません。
これなら、手軽にキュレーションサイトを作ることが出来ますね。
◯おすすめポイント2:ドラッグ&ドロップで完了
https://wordpress.org/plugins/storify/screenshots/ より
WordPressにプラグインを入れると、上記のようにStorify用の管理画面が出てきます。
この管理画面からページを作ることができるのですが、右にある各種ソーシャルメディア上で検索をかけて引用をすることが出来ます。
しかも、検索して出てきたものをドラッグ&ドロップして左に移すだけ。
そのため簡単なマニュアルを作ればアルバイトの人でもすぐに利用することが出来ます。
なお、企業用アカウントの場合はネット上からの引用だけでなく、自分のパソコン上にある写真やビデオも取り込むことが出来ます。
よって、例えば「ツイッター上でこんな要望がたくさん出ています。この要望に答えられるのが弊社で作っているこの商品です(自社商品の画像)」といった使い方もできますね。
もしくはYouTubeの動画を貼り付けて「この動画で使われている◯◯は、弊社で開発したこの商品です」といったアピールをして、その業界の関係者にアピールすることも出来ます。
これらがほぼドラッグ&ドロップだけで実現できるというのは素晴らしいことです。
◯まとめ
以上、自社サイトにキュレーションサイトを構築できる「Storify」のご紹介でした。
「Storify」を利用すれば、下記のようなメリットを享受することが出来ます。
・プラグインをインストールするだけで導入可能
・ドラッグ&ドロップでまとめることができる
・企業版であれば、ネット上にない画像や動画も追加可能
これらの機能を使って、上手にソーシャルメディアの意見を自社サイトに取り入れ運用して行ければまた違う訴求方法を見いだせるのではないでしょうか。
●Storify
引き続きZ.com for WordPressおよびZ.comの各サービスをよろしくお願い申し上げます。