WordPressで作ったサイトへのアクセスが増えてきたから、上位のサーバーに移行しよう!
その移行作業をしている時に、管理画面が真っ白になって一切触れなくなってしまったら困りますよね。
今回はそんなトラブルの際に確認すべき項目をまとめました。
慌てずに個々にある項目に当てはまるかを確認してみましょう。
◯旧サーバーと新サーバーでphpのバージョンは同じか確認
まずはサーバーを契約する前に確認すべき項目です。
今まで使っていたサーバーと新しいサーバーのphpのバージョンが同じかどうかを確認するようにしましょう。
このバージョンの差が大きい場合、画面が真っ白になったりエラーが表示される可能性があります。
各サーバーのphpのバージョンは基本的にはサーバーのスペックページに記載されています。ですので、そちらを確認すれば、どのバージョンを使っているかはすぐに確認できます。
なお、サーバー移転後もphpのバージョンには注意が必要です。
安易にphpのバージョンをアップデートしてしまうと、プラグインなどにエラーが発生することが多々あります。
運がいい時はエラーメッセージが管理画面に出るだけで終わりますが、最悪の場合は画面が真っ白になります。
WordPressの操作でよく分からない場合には、WordPressコミュニティのフォーラムに相談してみることをオススメいたします。1つ注意点としては、自分が知りたい質問がすでに投稿されていないか確認した上で投稿しましょう。
次に移行するサーバーで最初から入っているWordPressのバージョンを確認するようにしましょう。
◯移行先のWordPressのバージョンが違うか確認
エンジニアでない場合、サーバーに備え付けられている「クイックインストール」などの機能を使ってWordPressをインストールすることが多いでしょう。
その際に注意すべきなのは、古いWordPressと新しいWordPressのバージョンがかけ離れすぎていないかという点です。
このバージョンが離れすぎていた場合、新しいバージョンに対応していないプラグインやテーマがエラーを起こす可能性が高くなります。
移行前には、移行先のWordPressのバージョンを確認し、アップデートした後に移行されることをオススメいたします。
なおアップデートする際は「キャッシュ系プラグインのキャッシュファイルを削除しておく」「利用しているプラグインは全て停止しておく」という対応をすることで、アップデート時にエラーが出る可能性を下げることができます。
また、“Z.com for WordPress“ではサーバー側で自動アップデートが行われます。そのため、常に最新バージョンとなりますので、どんなユーザーでもバージョンの乖離が発生する心配がなくなります。
ここまで2つのエラーの可能性を紹介させていただきましたが、実際に何が問題ないとなっているのかはエラーメッセージを見てみないと判断することができません。
次は、エラーメッセージの確認の仕方をお伝えいたします。
◯まずはエラーメッセージを確認する癖をつけましょう
“Z.com for WordPress“の場合、サーバーのエラーログ機能でnginxとPHPのエラーを5日前まで遡ってコンパネ内で簡単に確認することができます。
◯まとめ
以上サーバー移行時に画面が真っ白になった際の考えられる可能性とエラーの確認方法をまとめました。
サーバー移行時は「キャッシュファイルを削除する」「事前に問題が起きそうな点がないかを確認する」ことでエラーが起きる確率を下げることができます。
また、WordPressのフォーラムに過去同じような問題を抱えた方が投稿していないかチェックすることも忘れないようにしましょう。
もし、自分で調べ尽くしても分からない!という場合は、WordPressのフォーラムに書き込んでみるのも良いと思います。
引き続きZ.com for WordPressおよびZ.comの各サービスをよろしくお願い申し上げます。