Z.comのレンタルサーバーなら無料ですぐに使える!
SEO解析アプリケーション「Piwik」

2016年04月22日Z LOG, レンタルサーバー

 

ウェブサイトのアクセス解析に欠かせないのが「Google Analytics」。無料で使えるうえ、SearchConsoleなどGoogleの他のツールとの連携も可能です。SEO対策を細かく行いウェブサイトに少しでも多くのトラフィックを集めたい、という場合はマストであるといえます。

そんなGoogle Analyticsの最大の欠点ともいえるのが、データ処理に時間がかかること。Google Analyticsのヘルプページによると、「データ処理の待ち時間は 24~48 時間」とあります。
実際、1日程度のデータ反映の遅れを感じたことがある方は少なくないのではないでしょうか。アップしたばかりのコンテンツのアクセスデータをリアルタイムですぐ知りたい!という際には不便です。130万円/月のプレミアム会員になるとデータ処理が短縮されますが、個人の利用などでは現実的ではないでしょう。

そこで、Google Analyticsと併用をおすすめしたいのが、Z.com共用サーバーでも無料でご提供しているアプリケーション「Piwik」です。

 

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2007年にリリースされ、46万以上のウェブサイトで使用されてきた、無料Web解析アプリケーションの代表格のひとつです。家電大手SHARPや雑誌FORBES、欧米の通信大手T-Mobileなどにも利用されています。

Piwikを使う最大のメリットが「リアルタイムで解析できる」こと。デフォルト設定では10秒ごとに更新されるようになっています。
(もちろん、動作が重いと感じたときは管理機能の設定で間隔をカスタマイズできます。)

リアルタイム解析が可能になることで、たとえば「24時間以内」「直近30分以内」の比較をリアルタイムで確認することもできます。またウィジェットを利用すれば、新しい訪問者を5秒毎の更新で瞬時に把握することもできます。その訪問者をビジターログで確認して、現在どのページを見ているのか・・などその足取りをリアルタイムで追うことも可能です。

 

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その他、カスタマイズ性に優れている点もPiwikの魅力のひとつです。ダッシュボードに表示させたいウィジェットをドラッグ&ドロップで追加して使いやすい仕様に手軽に変えることができます。常日頃からGoogle Analyticsが使いづらいと感じている方は、ぜひPiwikで「自分仕様」のダッシュボード構築にチャレンジしてみてください。

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その他にも、アクセスデータをGoogleとその子会社が保持し、利用できることが規約で定められているGoogle Analyticsと異なり、データをすべて自分で管理できるのもPiwikの大きな特長です。「(Google Analyticsでは)プライバシーが気になる」「アクセスデータがどのように利用されているのか不安」といった方は、Piwikをメインの解析ツールとして利用していくのも良いでしょう。

有志で運営されている「日本Piwikユーザー会」というウェブサイトでも、Piwikの詳しい機能や使い方を日本語で紹介しています。ぜひこちらもご参考ください。

●日本Piwikユーザー会
http://www.piwikjapan.org/

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